バランス能力の重要性
2021年4月16日
おはようございます。
本日は当スクールが念頭に置いている、運動の基礎的な部分の
瞬発力・体幹・バランスの3つのうちの一つ
「バランス」に着目していこうと思います。
お子様をみて、転びやすいと思っている方もいると思われますが、
まずバランス能力とは、静止姿勢(止まっている状態)または動的動作中(動いている状態)の姿勢を真っすぐの状態に保つ、
また不安定な姿勢から速やかに正常な状態へと回復する能力を意味します。
スポーツ選手においては適切な姿勢を保つ能力は競技力における重要なボディコントロール能力のひとつとなります。
高齢者においてはしっかりと「立ち」「歩く」生活機能上の重要な一要素になります。
転倒の予防という点では高齢者同様に子供も重要です。
姿勢の保持は、目からの情報・体性感覚情報(筋・腱・関節からの情報、足裏等の圧感覚情報など)・前庭系の情報(内耳の三半器官)などを基に脳が処理を行ない、出された司令を全身の筋肉が実行することで姿勢の保持が行われ、これらの総合的な機能がバランス能力に関わっています。
普段生活している中では
縁石の上を歩くだけでもバランス能力を上げる十分なトレーニングになります。
皆様も子供の頃、やっていた記憶があると思います。
我々が行っているトレーニングの中でも
特に小学生、中学生の間にしか伸ばせないのがバランス能力になってきます。
筋肉量が増える前の今だからこそ柔軟なバランス能力を身に付け、転びにくいカラダ作りを行っていきましょう。
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